20代医師の日記

若手医者の日記です。バレエと音楽、舞台が好き。

雑記

転職活動をしている。

いよいよがんという専門を極めていくことがしんどくなったせいだ。

 

80-90代の「はい」しか言わないニコニコしたおじいちゃんおばあちゃんに抗がん剤をすることも。

あと数時間で亡くなる状態の患者の鼻に綿棒を突き刺してコロナ検査することも。

 

私はこれまで何も考えず、おおきな苦労もせず医師になった気がする。大阪の下町出身で、医者家系でもなく、中央偏差値40くらいの公立中学出身だったが、高校進学も大学進学もすごく運がよかったのだろう。大きくつまづいたようなことはなかった。

医者だって資格職が良いと周りに言われたからなっただけのようなものだ。

 

いや違う、本当はもっと医者に対して良いイメージもあって、自分は人命のためにバリバリ働ける女医になると思ってた気もする。もうわからない。

 

 

今まで音楽、オーケストラ、バレエや絵画や小説。そういったものに慣れ親しみすぎたせいなのか。親が離婚して、去り際の父親の行動でろくでもないやつだと思った経験からか。祖母を自宅介護で看取った影響か。

 

医療って何?生きるって何?

やたらと長生きすればいいのか。病気はすべて治すべきか?

最期はみんな死ぬというのは変えられないけれど、そこに自分がどうアプローチしていくのか。

 

 

私は自分が何のために生まれてきたか知りたい。

今の仕事ではそこには辿り着けない。せめてそこに向かってると自分で納得できる生き方をしたい。

 

どんなに馬鹿にされてもいい。感じ方はひとそれぞれで、私の感情と直感は私だけのものだ。私はそこに向かって進む。誰にも後ろ指は指させない。