バレエクラスタ系医師の日記

バレエクラスタ系医師の観劇日記

ロイヤルの新たなプリンシパル

金子ふみさんがロイヤルバレエ団のプリンシパルになられましたね!

本当におめでとうございます。

 

生の舞台があまり身近でなくなってしまってから1年以上。

正直、日本って東京以外では舞台数はかなり少ないと思うのですが、私も東京以外の地に住んでいるため、年間30回も舞台を見ていたことを思い出せなくなっています...

 

当たり前ですが、舞台なんてなくても生きていけます。

私は医療を仕事にしていますが、命は長くさせられても、救えないことって多いです。一命はとりとめてるけど、生気を失って、病院にずっといて…みたいな。

初期だけど何回か化学療法しないといけない癌とかで、80歳以上で、2週間入院、1週間退院を半年以上も繰り返して、知らず知らずに弱っていく…とか。

 

人間ってなんのために生きてるんでしょうか。

私は最期まで何を好きでいられるでしょうか。

 

今は最期まで舞台を好きでいたいと思います。

バレエとかオーケストラって見るのに集中力もいるし、2時間くらい自分を用意しないといけないし、生じゃない限り家で見るのってやっぱりおもしろくない。

仕事で疲れて帰って、あえて見ようとは思わなくなっていく。好きだったことを忘れてしまう。今多くの人がそうなっている気がします。

 

そうやって少しずつ見なくなっていっても、たまにふと見ると、とんでもなく美しい。

それに気づくとほっとします。

 

美しいものを美しいと思えること。舞台に反応する感性がまだあること。

そういうのも今まで舞台を見てきて感性を磨いて身についたものだと思うので、今は少しづつ薄れていっている気がする。

 

早くすべてが再開されますように。

そしてロイヤルが来日された際は、光をまとったふみさんがみられますように。