20代医師の日記

若手医者の日記です。バレエと音楽、舞台が好き。

雑記

いま優秀な中高生が目指す学部は、情報工学部などらしい。

それはそうだと思う。
こんなに老人が溢れ、病気だらけでも医学の進歩により死ぬことも難しくなってる時代の病院勤務なんて、未来が無さすぎる。

毎日そんなところで勤務しているのが私だ。
おかしいな?これでいいのかな?と思っても、上級医のおじさん(中年以上の医者の男割合は異常である)は、治療をやめること=諦めること=悪 と思っているため現代の若者とは多分意見が合わない。

私は来年から訪問診療のクリニックに転職することに決めた。
ここをいつ辞めるかはまだ決めていないが、8月9月には決まるだろう。

せっかく鹿児島にいるのに、主治医制だから土日を使って離島に行ったりすることもできない。
先生たちはそれをかっこいい責任感ある医師と思っているようである。


私には責任感とは何かも、やりがいが何かもわからない。
病気を治して治して、でも人は死ぬ生き物であることを変えることは出来ない。そうとしか思えない。
いい人生ってなんだろう。
幸せってなんだろう。
死ぬことは不幸なのか?

そんな言葉で思考を飾るだけで、結局私は私だけがかわいいのかもしれない。激務が嫌なだけなのかもしれない。

でも結婚や安定を求める気持ちもなく、お金へのこだわりもなく、車や家を買いたいとも思わない。
私には何も無い。

いつ辞めたっていい。
私は私でありたいだけだ。
誰に何を言われても、一度しかない私の人生に、責任を取ってくれる人はいない。

そしていつ病気になって、事故にあって死ぬかなんて、本当に誰にも分からないということを、私は知っている。
それだけは知っている。
だって嫌という程見てきた。

後悔などないように、生きるんだ。