バレエクラスタ系医師の日記

バレエクラスタ系医師の観劇日記

不要不急だけで生きていきたい。2

私は現在とある大阪の病院で働く20代女性医師です。専門領域は腫瘍。要は癌です。詳しくは今は言いませんが…。

 

正直、治せないことも多いです。

完治する治療して、再発して、次の化学療法やって、あんまり効かなくて…みたいなよくある経過。でもそういうときに一番よく言われるのが「長生きしたい、なんとかしてください」

 

長生きは一般的に良いことみたいな感じですが、本当にそうでしょうか。

人ってみんな死ぬんです。絶対に。

事故などの急な死や、子供の難病などはたしかに助けてあげたいような気もするけど、無理な時は無理です。

 

そういうのを日々目にしてると、自分はなぜ生きているのかよく考えます。

3歳の娘のために今は死ねない、絶対直すと奮起する30歳男性。孫の結婚式を見るまで生きるという80歳女性。生きる目的って本当にいろいろですが、結局みんな思い出のために生きてる気がします。

 

私は結婚願望があまりなく、誰にも縛られず好きなところで好きなように生きたいと思っています。

そうなってくると、やはり私にとって第一に大切なものは舞台。

今この日本でかなり蔑ろにされている芸術と呼ばれるもの。

正直自分が自由に見たい舞台を見れる人生が手に入るなら、あとのことはどうでもいいとすら思っています。医師としては一流にはなれないかもしれない。人生はいくつものことは選べないというのはなんとなくわかるから。

 

あー舞台観たい。どうせ観れないなら仕事…どうしようかな