バレエクラスタ系医師の日記

バレエクラスタ系医師の観劇日記

マシューボーン 赤い靴

当直明けで急遽行ってきました。マシューボーンの赤い靴。

梅田のシネリーブルさん、14時20分開始の回しかないというのはなかなか厳しい。

 

マシューボーンを見始めたのもここ2年くらいで、完全に初心者なのですが。これはそもそもバレエ作品というのかどうか、いつも迷います。

 

バレエっぽいミュージカル?ミュージカルっぽいバレエ?
個人的にはそんな感じのイメージです。

ただしセリフは無いので、外国語がわからなくても見れるのはダンス作品のいいところ。

まずはあらすじから。

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舞台はバレエリュス時代(1909年-1929年に活動した伝説のバレエ団) 

叔母の売り込みのおかげもあり、プロデューサーに見いだされ、大きなバレエ団に入団できたヴィクトリアは才能あるダンサー。

団のプリンシパルがケガをしたため代役に抜擢され、新作作品「赤い靴」でファーストキャスト(主役)となることに。童話の赤い靴を元としたこの作品で、舞台は大成功し、若手作曲家の恋人もでき順風満帆、人生の絶頂を迎える彼女。

しかし彼女に思いを寄せていたプロデューサーは二人の恋愛を認めず、二人は団を去ることにします。団を出た二人は安っぽい下町のショーにしか出るくらいの仕事しかなく、ヴィクトリアは思い出の舞台「赤い靴」で履いたシューズを眺めるばかり。

一方で、プロデューサーもまたヴィクトリアを失ったことに大きなショックを受け、傷を癒せずにいます。

そんなプロデューサーのもとに舞い戻る彼女。再び「赤い靴」を履き舞台に立ちます。しかし恋人も失い、最後にはプロデューサーともうまくいかなくなり、錯乱し列車の前に飛び出し亡くなってしまいます。プロデューサーは赤い靴を握りしめるのでした。

 

舞台転換のスピーディーさ、緩急のつけ方などはさすがのマシューボーン。まったく予習をせずに行った私でもわかりやすいストーリー展開です。当直明けでも寝ることはありませんでした。

ダンスを見たことのない初心者の方にはとても見やすくて、楽しい作品でぜひ見に行ってほしいと思います!

ただし、これ映画とほとんど一緒のあらすじなのですね。マシューボーンといえば新演出のスワンレイク、というイメージで行くと、なんか普通…となるかもしれません。

細かい演出や小ネタは明らかにバレエリュスをモチーフにしているので、観劇オタクはそういうところを楽しんでね、というマシューからのメッセージなのでしょうか...やや上から目線ですが。

 

なにはともあれカラフルでスピーディ、王道あらすじで初心者の方にはとてもおすすめです!マシューボーンを見たことがないという方、ぜひこの作品から見始めてはいかがでしょうか。

 

ダンス観劇上級者になっていくと、メッセージも普通だし、ダンスもバレエとミュージカルの間みたいな感じなのでものたりなくなるかも、しれません。

 

 

最後に、キャリアを取るか愛を取るか?そういうのがない世界になるのはまだまだ時間がかかりそうですね…特に日本。